下手の横好き語学学習日記


by telescopio

久々のレンタル・ビデオ

本文に入る前に、ちょっと気持ち的にコケた話。
久々にNOVAの英会話を取り、旅行の話になって「年末はモーリタニアに行った」と言ったら、先生が「それはどこ?」と言うから「西アフリカ」と答えたら「国の名前なの?聞いたことない」と言われた。おいおい。
「えーと、モロッコ判ります?セネガルは?...ていうか、あなたのお国は?」と聞くと、オーストラリア。さもありなん。ヨーロピアンなら知ってるだろう。
「新しい国よね?私、大学で歴史専攻だったんだけど...しかもアフリカの...あ、でも2次大戦前の、主に南部を勉強したから、北の方の、戦後に独立した国はちょっと」って、まあ確かに新しい国だけどさ。

さて、今日は映画の話。
私は映画はほとんど観ない(この前”音楽はあまり聞かない”と書いたばかりなので、なんかとっても非文化的な人間な気分。違うとは言いませんが)。
映画館なんて、2年に1回行くかどうかかだ。最後に映画館で観たのは...「スパニッシュ・アパートメント」かな(←欧州の学生生活に興味のある方にオススメします。フランス映画だけど難解じゃないです)。
世の中には、映画館は行かないけど、家でビデオはよく観る、という人もいるけど、私はそれもしない。多分、そもそも映画が好きじゃないんだと思う。加えて、うちのテレビ、14インチなんだよね(^_^;)。職場で使ってるPCのモニターの方がでかい。
まあでも、たまには借りて観ることもある。
今日見たのは、古いイギリス映画『アラビアのロレンス』。



d0018759_23441261.jpg学生時代に、映画館で観たことがあるが、当時すでに古い映画だったので、名画座的なところで安く観た。気に入って、というか気になって、2日続けて観た記憶がある。
でも今回観直してみて、やっぱりあのとき、時代背景とか舞台になってる場所とか、イマイチ理解してなかったな、と思った。
私は高校時代世界史がとても好きだったけれど、地図がまったく把握できてなくて、実をいうとイギリスが島だということも、高校3年まで知らなかった。
なので、話に出てくるシナイ半島もアカバもスエズも、まったくどこの話か判ってなかった。
今日、砂漠のシーンになってすぐ「なんか風景がヨルダンに似てるなあ」と思って地図を見たら、似てるも何も、アカバはもちろん、話の舞台は大半今のヨルダンじゃないですか。もちろん話の舞台と実際のロケ地が違うことはよくあるけど、この辺りはヨルダンでロケをはっている(アカバの部分は何故かモロッコで撮ったらしい)。
しかも、物語の鍵のひとつ、イギリスの悪評高い「3枚舌外交」のあたりの歴史、けっこう好きで調べたりしてたのに。モーリタニアを知らないのと、五十歩百歩か。

それとは別に、あの映画を撮ってる途中で、主役のピーター・オトゥールが28歳になった、というのもびっくり。そんな若かったの?ロレンス自身、あの話の中では27歳くらいということだから、別にふけた役作りもしてないだろう。白人はふけて見えるけれども、ううむ。
それから、ファイサル王子役の俳優さん(アレック・ギネス)、私はてっきりアラブ系の人かと思っていたら、普通にイギリス人らしい。百の顔を持つ男と言われたそうだけど、いやはや。ヒゲ生やして被り物すれば、誰でもそれらしく見える...ってものでもないよねぇ。語り口も微妙にRを巻いたりして、それ風だったんだけど。
よく見ると、アラブ側の主要な役柄は、ほとんどイギリス人(というか、非アラブ)のようだ。トルコの変態将校も。いやー、役者さんって素晴らしい。
そんな中、数少ないアラブ系俳優、エジプトが誇るオマー・シャリフ(アラビア語ではオマルだろうけど)は、今見るとなるほどベドウィン系の顔立ちだ。堂々とした振る舞いも、話に聞く現代のエジプシャンとは違う感じ(笑)。

ついでに、あっち方面を舞台にした映画で、他に私が観たものを思い出してみると『イングリッシュ・ペイシェント』、『グッバイ・モロッコ』、『シェルタリング・スカイ』くらいかな。
『イングリッシュ・ペイシェント』は、なんといっても砂漠の映像がきれい。映画の中でカイロのスークとして出てくる場所は、実際はスファックスだし、あれを観てロケ地のチュニジアに行きたくなった人はけっこういると思うけど、いやその、かの地はあんな幻想的なところでは(笑)。いいところですけどね。
『グッバイ・モロッコ』は、私はケイト・ウィンスレットが若くてキュートだった頃のイギリス映画『いつか晴れた日に』がとても好きだったので、白人女性の経年変化に感嘆しました(^_^;)。たくましくなっちゃって~。
ストーリーは「結局どうすんのさ!」という感じは残るけど、マラケシュの雰囲気は伝わると思うし、ビラルの故郷として描かれたところは、南部のベルベルの集落の感じが出ているそうだ。
『シェルタリング・スカイ』は...何なんだろうね、あの映画。きれいといえばきれいだけど、どう感想をいっていいか判らない。
観た人皆が異口同音に言うのは「ターバン・マジック」。
あり得ないくらい美しい目をした遊牧民の青年...息を飲む思いで見つめていたのに、ターバン取ったら...なんだよ、このぼんず。
あんなの、マラケシュあたりで怪しく客引きしてるやつと変わんないよ。
彼らもターバンでも巻いてりゃ、もっと簡単に女子をひっかけられるのでは?
きっと都会の若い子にとって、ターバンやらジュラバやらは、クールじゃないんだろうね。

服装の話をすれば、やっぱり今日の映画でも思ったけど、アラブ~アフリカ方面の、布をたっぷり使ってゆったりとした服は、優雅でいいなぁ。モーリタニアで男性が着るブブーという服を思い出したりして(関係ないけど、ソマリアでは女性がブブーを着る)、うっとりと見とれていた。
バリ島あたりの男性の、ロングスカートのような正装も優雅だと思うし、2本足の服は機能的かもしれないけど、なんというか、美しくはない気がする。
話が映画からそれたので(?)この辺で。
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by telescopio | 2006-04-16 23:50 | 雑記