下手の横好き語学学習日記


by telescopio

買ったわ!

ついにハイビジョンDVDレコーダーというものを購入。
少しずつ21世紀に追いついてきたかしら...。
今年の5月にPCを買い換えて、DVDを見ることはできるようになってたんだけど、録画はできないままだった。それでも、とりあえずビデオは動いているので、不自由は感じていなかった。
むしろ問題はテレビ。
私のテレビはなんと14インチ。PCのモニターより小さい。しかもモノラル。メーカーにいたってはNECである。えーと、NECって、ほんとにテレビなんか作ってるんですかね?(実は最初の冷蔵庫も洗濯機もNECだったが...)買ったのはいつだったか...多分15年位前。地上デジタル放送はおろか、衛星放送のチューナーも付いていない。なので衛星放送を見るときは、ビデオのチューナーを通して見る。音はコンポから出すので、けっこう面白いことになる。
そしていつからか忘れたけど、リモコンの指示を受け付けなくなった。
リモコンはビデオと兼用で、ビデオはちゃんと反応するので、電池切れとかではない。
なので毎朝テレビの前まで行ってスイッチのオンオフをしている。
昔はそれが普通だったんだけど、今となっては、ああアホみたい。
数年前から、液晶の薄いテレビいいな~、とか思っていたけど、あまり使わないせいかどうか、なかなか壊れない。ここまできたら、全部が地上デジタル対応になって値段が下がるまで待つか...と覚悟を決めたタイミングで、ようやくリモコン操作が不能になるというのは、一種のイヤガラセか。





さて、ボーナスも出たことだし、ここはやっぱりテレビを買うか?とは思ったんだけど、その場合、地上デジタルのチューナー付きを買うべきかどうか、けっこう迷った。
というのは、後々のことを考えると、ビデオデッキが壊れないうちに、今持ってるビデオテープの内容をDVDに移しておいた方がよさそうだし、そういう意味も含めて、今後DVDレコーダーを買うであろうことも考えると、地デジチューナーはどっちに付いてる方がいいのか。
判らないので電気屋さんで訊いたら、よけい混乱した(^_^;)。
それで何となく頓挫していたのだが、先日、お正月にNHKハイビジョンで見たい番組があることを発見。昨日もちょっと触れた『世界ふれあい街歩き』という番組、年末年始にアンコール放送をまとめてするのだが、29日はNHK総合でマルタ編、1日はBSハイビジョンで7本まとめてドカンとする中に、マラケシュ編がある。
これは録画しなきゃ!
でもうちのビデオのチューナーは、衛星放送は受信できるけど、ハイビジョン対応じゃないので、今のままでは録画はおろか、見ること自体が無理。
ここはもう、これを機にハイビジョンが録画できるものを買うしかない。この際、テレビもDVDも買っちまえ!
...と一瞬思ったのだが、その場合、置き場所の問題があるのだった。
しつこいようだけど、今のテレビは14インチで、次に買うときはさすがに20くらいのにしたい。
となると、今のスペースでは置けない。
しかも...今、テレビはビデオデッキの上に直接置いてるんだよね。テレビ台兼ビデオデッキ(笑)。
もちろんこれはあまりいいことじゃないので、この際テレビ台も買いたいとこだけど、そうなると大事だし、大々的な模様替えを迫られる。そこまでは今とても手が回らないので、とりあえず録画さえできれば!とやっとDVDレコーダーの購入にこぎつけた。地デジチューナー付き。
ふぅ。
接続も自力でやったので、けっこう大変だったけど(途中で行き詰まって、アンテナ端子やら分波機やら、いろんな物をケイタイの写真に撮って電気屋に行き「これをどこに?」とか訊いた。ははは)どうにかすべての設定を終えた。

で、今さっそくビデオ内容を移しています。
まずは、かつての旅行で撮ったビデオ。私はムービーとか持っていないので、一緒に行った友人が撮ったものだが、96年夏の英国&スイス旅行と、97年末のイスタンブールの2本がある。9~10年前のものなので、大変に懐かしい。
懐かしいが、しかし...。
長いこと、エジンバラは私の中で欧州一二を争う好きな街だったし(今でもベスト5には入るかな)、今見てもミリタリー・タトゥー(エジンバラ城で8月に行われるバグパイプのショー。詳細はHPの「旅のオプション:観に行こう」にございます)は本当に素晴らしいと思う。バグパイプの音色に鳥肌が立つ。しかし、なんというか、イスタンブールのビデオを見ているときほど、熱い気持ちにならない。
英国旅行から帰ってしばらくは、熱に浮かされたようにぼーっとしていたし、ふとバグパイプの音色が脳裏をかすめたり、エジンバラの町並みがよぎったりすると、涙ぐんだりしていたのだが(ちょっと異常かも)今ビデオを見ても、当時の気持ちを思い出せない。
ミリタリー・タトゥーの、一糸乱れぬ行進。バグパイプは大変な肺活量を必要とする、なかなか難しい楽器なのだが、あれを演奏しつつ、隊形をどんどん変えながら行進を続けるのは大変なことだと思う。ある列はどんどんナナメに進み、ある列はほとんど静止したりしながら、進む距離は歩幅のみで調整しているので、どの瞬間をとっても、右足を出すところでは全員が確実に右足を出している。
素晴らしい統制。これが軍隊というものだ...。
スコットランドの美しい伝統衣装に身を包んだ軍隊、でも、女王様の軍隊。

それとは対照的に、イスタンブールのビデオの方は、あの旅行のとき、自分が何を思っていたか、何を考えながら歩いていたか、ありありと思い浮かぶ。
別に、そのとき私が内面に何かを抱えていたとか、そういうわけでもない。
多分、イスタンブールに行って、何か自分の中の新しい扉を開けたんだろうな。
ミリタリー・タトゥーのパイプ演奏は文句なしに素晴らしく、音楽そのものに涙腺を刺激する力があるのだが、それより音楽性も演奏技術も(下手したら出演者のヤル気も)ずっと劣る、イスタンブール軍事博物館のオスマン軍楽隊の演奏の方が、何か深いところにグッとくるのだ。うわー、あの人のつけヒゲ、超わざとらしー、とか笑いながら、本当は笑ってないと泣きそうなのだ。それは音楽の力ではない。

旅行中、ずっとカメラやビデオにしがみついているのも寂しいが、記憶は時間とともに捻じ曲げられ、思い出は美化されていくものだ。そのときのありのままを記録したものがココロ以外にあると、そういったことも、多少の修正はきくのかもしれない。
修正したいかどうかは、別問題だけどね。
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by telescopio | 2006-12-24 01:36 | 雑記