下手の横好き語学学習日記


by telescopio

なつかしのリスボン

今日のBSハイビジョン『世界ふれあい街歩き』は、リスボンだった。
2005年3月の撮影で、同年4月に放映された分の、再放送だったけど、当時の我が家はハイビジョンも観れなかったので、私が観たのは初めて。
いや~、やっぱりいいですね、リスボン。
私がリスボンに行ったのは98年の年末だから、間もなく10年がたつ。
...と書くと、ちょっと気が遠くなるんだけど。
あのとき「10年後くらいに、また来たいね」って話してたっけ。
そろそろ、行こうかな。行きたいな。

今回の番組は、アルファマ地区を中心に、リスボンの古い街並みの散策。
石畳を補修する人、市営の洗濯屋(共同の洗い場といった方がいいのかも)で洗濯をする女性達、本の修理屋さん...といった、今の日本の下町では、ちょっと見られない光景が続々と出てくる。
ここも欧州なんだけど。なんかそんな気がしない。
街の雰囲気は、ちょっとイスタンブールの新市街というか、ガラタ地区~イスティクラル広場のあたりに似ている気がする。坂が多いし、風格のある建物はレトロで優雅だけどけっこう痛んでるし、そっくりな路面電車も走ってたし。






住宅地では、上の方の階に住むおばちゃんが、窓からカゴを降ろして子どもにお使いを頼んでいて(お金を入れてカゴを降ろし、子どもがそれを持って買い物に行き、買ってきたら商品とおつりをカゴに入れ、カゴを引き上げる)あー、これってトルコと同じだ!とちょっと興奮。
トルコでは、女性があまり外に出なくていいように発達した仕組み...みたいにイスラムと絡めて説明されるけど、カソリックのポルトガルにもあったのか。
リスボンの女性は「階段を上がり降りしなくていいから」と言ってたけど、はて、どっちが先だったのかな。
ポルトガルあたりも、スペインと同じく、イスラム王朝の後ウマイヤ朝に支配されたこともあったけど、それはあくまでアラブの王朝で、トルコではない。
私は今のところ、アラブの国でこのカゴシステム(?)を見たり聞いたりしたことないんだけど、アラブにもあるのかな?
トルコからポルトガルにダイレクトに伝わったとは、ちょっと考えにくいんだけど、単に自然な同時発生で、どちらかからもう一方へ伝播したわけではないのかも。
うーん、どうなんでしょう。
こういうの、いろいろ想像するだけで楽しいので、別に答えを突き止めたいわけではないんだけど。

私がリスボンに行ったときは、友人のMと二人でリスボンに6泊して、一度日帰りでシントラとロカ岬へ行った以外は、ずっとリスボンにいた。
今の落ち着きのないローリングぶりを思うと、私も極端から極端な人だ。
しかし一箇所にずっといると、宿の近所の雑貨屋あたりも、水を買いにちょくちょく行ったり、ほんのり顔なじみっぽくなるし、夜に戻ると「ただいま」という気分になるし、寝場所にもなじんできて、一箇所滞在もいいなと思う。毎朝パッキングしなくていいしね(笑)。

リスボンは食べ物も美味しかったし、わび・さび好きの日本人のツボにグッとくる斜陽ぶりだし、人も親切で、ダンディーで可愛いおじいちゃんが鈴なり。
ちょっと遠いけど、もっと人気があってもいい国だと思うんだけどな。
そういえば、街に黒人さんが多いのに驚いたっけ。そういうイメージがなかったもので。
でも、ポルトガルはかつてアフリカに植民地をいくつか持っていたから、旧宗主国を頼って、海を渡ってくる人も多いのかもしれない。
普通に街を歩いていると、あの穏やかなポルトガル人が、海を越えて植民地経営に乗り出して行ったとは、ちょっと信じがたいんだけど(しかしハンドルを握らせると、彼らも熱きラテン人なのだった)。
そして、そうだ思い出した、私、妙に黒人さん達にモテたんだよね(笑)。
街ですれ違う人や、路面電車の運転手さんなんかで、黒人さんと目が合うと、けっこうな確率でバチンとウィンクされたし、ときに話しかけられた(会話は成立しないのだが)。
日本人だからかな、と思ったけど、一緒に歩いていたMは「ウィンクなんかされてない」と言うし、私の顔は日本では不評でも(^_^;)、実はアフリカンにウケがいいのか?とか思ったっけ。
「私のダーリンはアフリカにいるのかも!アフリカに行かなきゃ!」とか、バカすぎること言ってMと盛り上がったけど、その後何度か行った北~西アフリカでは、今のところ、ダーリンには会っておりません。
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by telescopio | 2007-03-28 00:27 | 雑記