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下手の横好き語学学習日記


by telescopio

美容院は正直だ

美容院は正直だ_d0018759_0154838.jpg本題の前に、夕方の大通公園。
ケイタイのカメラで撮った割には、案外きれいに撮れた(これで原寸)。
GWの旅行中、夕暮れの明るさが微妙な時間帯、普通のカメラだと変に明るく写ったり、暗すぎてシャッター切れなかったり、ブレブレのボケボケになるようなとき、一緒に行った友人が「こういうときって、案外ケイタイが使えるんだよね」とか言って、寝言は寝て言えと思ったら、本当にケイタイの方が自分の目で見た印象に近く撮れてびっくりした。
それって何で?
この写真は、普通のカメラで撮るより全体に明るく、噴水がきれいに撮れた。ただし、後ろのTV塔がブレて、何時だか判らない。
シャッタースピードがどうのということらしいけど、詳しく聞いてもしかたないので、別にいいんだけど。

で、美容院。
自分自身は、ヘアケアというようなことはしないし、スタイリングもまったくできないし興味もほぼないのだけど、人に髪をいじってもらうのは嫌いではないので、美容院に行くのは割と楽しい。
しかし、最近は気にならなくなってきたものの、新しい美容院や美容師さんに、自分の要望を伝えるのに、一種の困難をいつも感じる。
スタイリング剤はつけたくない。特にワックス系がイヤ。なので、スタイリング剤を使わないと形にならないスタイルは却下。洗髪は夜だし、朝根元から塗らしたりするのもイヤ。ブローは不器用でできないし、やりたいとも実は思わない。洗ってわーっと乾かして寝て、朝そのまま出勤できるスタイルにして。あ、悪いけどクセ毛なのでよろしく。
...というようなことを言うのって、けっこう恥ずかしいのだ。それでも女か、美容院じゃなく床屋に行け、みたいな気分になる。




ものすごくはっきり言うと、私は髪なんかどうだっていいのだ。
寝癖がついていたから、それがなんだ。
そういう意味で、初めて北京に行ったときは天国かと思った。
髪がどんだけハネてようと、まったく気にならない。絶対に私よりスゴイ寝癖の人が歩いている。上には上が(下には下が?)いるのだ。ついでに言えば、どんなトンチンカンな組み合わせの服でも、さらにとてつもない人が絶対にいる。真っ赤なトレーナーに真っ黄っ黄のダウンベストとかね。ビバ北京。
話がズレた。
最近、美容院で、自分が髪を整えることに興味がない、という宣言するのは気にならなくなってきたのだが、別の問題が生まれてきた。
シャンプーしてもらって、髪をタオルで巻き上げて鏡の前に座ると...どこのババァだよ。
はい、顔が顔!とむき出しで前面に出ると、年齢って誤魔化せないのでございます。
実に実に、がっくり来る瞬間なのだ。
(もっとひどいのは、きちんと水泳のキャップをかぶったときだけど、そんなのは泳がなきゃいいだけの話だしね)
トシをとること自体は、別にイヤではない。とらなかったら怖い。
しかし、自分の顔がめっきりと老けていくのって、やっぱり憂鬱だなぁ。
これ、もとが美人だったらものすごい恐怖なのでは?
トシをとることと、容色の衰えはイコールではないと思うけど、皆が皆、吉永さゆりみたいに美しく年齢を重ねたり、八千草薫みたいな可愛いおばあちゃんになれるわけじゃないんだし、美貌をたてにとって世の中を渡り歩いてきた人には、アイデンティティの危機にさえなり得ると思う。
失う美貌がなくて良かった...やはり天は公平なのかも。
by telescopio | 2008-06-06 00:22 | 雑記