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下手の横好き語学学習日記


by telescopio

プロローグ(以前)

まずは前フリから。
私は去年の年末、タイ航空でネパールへ行った。
今年だったらどうなっていたかと思うと、とても今のバンコクの空港占拠問題はヒトゴトではない。
今12月頭だから、まあ月末までには空港は何とかなるとして、禍根を残さず事態が収束するかというと...?
どうも不安だから、いっそキャンセルしてしまうか、と考えた場合、どうなるか。
これは政変・暴動の一種だから、基本的に旅行会社は免責だろう。
飛べなかった分のチケット代や、中止になったツアー代金は、そりゃ払い戻しはあるだろうけど、行って帰ってこられなくなっている人達は、基本的に延泊は自腹だ。何か特約つきの旅行保険でも入ってれば別かもしれないけど(しかし今回の事態をカバーする保険てあるのか?)
とりあえずJALとANAは、12月15日までの出発分に関しては、キャンセル・変更は手数料ナシで受けると決めたようだけど、そうでなければ、飛ぶかどうか判らない1週間後のフライトをキャンセルするなら、キャンセル料がかかる場面だ。長引けば、この特別措置も延長されるかもしれないが、後になるほど変更先のあてが減る。今年はただでさえ、だまっていても9連休の人が多い(私もです)のに。そして宿の問題も。
個人でチケットを買って、宿も自力手配の場合は、宿は早くキャンセルしないとキャンセル料取られるだろう。宿は理由なんか関係ないんだし。



そして、去年の私のケースで恐ろしいのは、国内線の問題。
私が買ったチケットは、関空発着のカトマンズ往復チケット。
自宅に一番近い空港は新千歳(厳密には丘珠だが)。私が買ったチケットには、千歳~関空分は含まれていない。便名指定の割引もない。こういうときは、国内線は別手配になる。
この国内線は、私がタイに飛ぶために必要だったわけだけど、それは国内線の航空会社には関係ない。だからバンコクに行けなくなったからキャンセルしますという場合、期限をすぎていればフツーにキャンセル料がかかる。
最初から千歳発着のツアーやチケットだったら別だけど、ここにも地方の悲哀が...。
この場合の対応としては、今から年末の行先変更はムりという前提で、とにかく飛びさえすれば行くつもりで関空まで行き、飛べばよし、飛ばなかったらムダに大阪で正月を迎えるのが一つ。
行けるか行けないか判らないストレスは、お金に換算できないと判断し、キャンセル料払ってバイバイし、家でふて寝をするのが一つ。このどちらかである。
実際は、私の国内線は復路が特典チケットだったので、飛ばないとなったら変更してさっさと帰ってくる手はあるんだけど。

やってる方には理由なり信念なりあるんだろうけど、こういうことのダメージって、けっこう後を引く。政府にダメージ与えるのも目的のひとつだろうけど、めぐり廻って、結局誰が困るのか。
クリスマス休暇~年末年始のカキイレドキに、リゾートが受ける損失は甚大だろう。特に、ようやく復興しつつあるプーケットは?
第三国経由に振り替えるにしても限度があるし「何かあっても困るし」的に、タイ行きやタイ経由便の利用を見合わす人だっているだろう。
お国ほど大変じゃないにしても、日本にだって必死で何年も働いて、この年末、やっと憧れのタイに行ける!って思ってた人はいるはずだ。
いかに微笑の国でも、占拠中にTVカメラに向かってにっこりするのは、やめた方が良いのではないですか。

...と長い長い前フリですが。
恒例の行先宛をそろそろ...復路の第一希望まだ取れてないけど。
とりあえず、タイ経由ではないです(笑)。
by telescopio | 2008-12-01 20:40 | 私はどこへ行くでしょう