冬の予感
2006年 10月 29日
天気が良かったので、昨日に引き続き北大の銀杏並木へ。
さすがにすごい人出で、片手のケイタイで気楽な感じで撮ってる人、色の良い木の前でポーズを取る人、一眼レフを構える人、三脚を抱えてベストポジションを熱心に探す人、そして紅葉には目もくれずギンナンを拾う人(笑)、人、人、人...であった。
まだ赤の色味が少ないのが寂しいけど、多分次の週末では遅いだろう。
のんびり写真を撮っているうちに、すっかり体が冷えた。
いったい何度あったのだろう。
日向でも暖かく感じないということは、あっても12度くらいか?
札幌の初雪は、平均して10月27日というから、本当なら降ってもおかしくない時期だ。
もうすぐ長い冬だと思うと、嬉しくて嬉しくて血沸き肉踊る。
見上げる銀杏も、私を祝福してくれているような気さえする(笑)。
そして再びカモ池へ。
大量に食パンを持ってきて、カモに餌付けしたり、よその子どもに「あげてごらん」と気前よくパンをくばったりする、半分う違う世界に行きかけたおっさんがいて、私にもパンをくれそうになったけど、それはお断りして観察に徹した。
やがてカラスも集まってきて、「カモにはやっても、あっしらにパンをくれないのはどういう了見ですかい」と、水に入れない身を悔しがる(?)のを見たおっさん、高くパンを放り上げ、カラスに空中キャッチをさせていた。
今日も最後はカモ。
逆光を無視して撮ったら、何となく不思議な写真になった。