下手の横好き語学学習日記


by telescopio

一応、解説

先日の行先クイズ、一応ヒントの解説をしておく...の前に、GWのイランについて解説してないんだけど、あれは割と解説しようがないのでパス。
ただ、友達からCCCAGAGEEってなんだ、と何度も聞かれたので、そこだけ書いておくと、あれは音階です。
日本語でいえばドドドラソラソミミで、長音をのばして書くなら、ドードードーラソラソミーミー、はい、『ペルシャの市場にて』のサビ(?)というか、一番有名な「市場のこじき」の部分ですね。
念のため、知らない方はこちらで聞いてみてください。聞き覚えあるでしょ?
これ、数少ない合唱入りバージョンですが、歌詞は諸説あるようで、「バクシーシ、バクシーシ、アッラーアッラー(アッラーの名において、お恵みを?)」との声に「エンプシー、エンプシー(あっち行け)」と答えてる、というのを見ましたが、エンプシーってペルシャ語なんですかね?
(ちなみにアラビア語だと行けは「ヤッラ!」これは”行こう”という意味にもなるのが微妙)

さて、今回の行程は、トルコ航空利用で、往路が関空発、イスタンブール経由アテネ行き。復路はトルコのダラマン発、イスタンブール経由(ストップオーバー1泊)成田行き。これに日本の国内線(JAL)を割引価格でつけたものを、代理店で手配。さらにオリンピック航空のアテネ→アスティパレアと、アスティパレア→ロードス(レロス島、コス島経由)をネットで買い足した。




まず日本発着の飛行機については、ヒントから判るのは
 ・帰りは羽田に移動が必要→成田着である。つまり、エミレーツやカタールではない。
 ・往復ともオープンジョー&帰りが成田着→出国は関空かセントレア。
  (もちろん福岡とか、もっと小さいとこも可能性ゼロではないけど)
 ・復路、通路側指定で隣の窓側が空いていた→窓側は2列配置の機材である。
 ・日本国内線は、JAL指定である。
ここまででも、けっこう絞れるかな?タイ航空、ベトナム航空、カンタス、ニュージーランド航空もそうかな?(気候条件から、行先としてはさらに狭まるけど)
ここからさらに進めて、なぜ帰りが成田かということを考えると、関空やセントレアに毎日は飛んでないことが推測できると思う。普通に考えたら国内線に乗るのに空港移動のない関空やセントレアの方が便利なわけで、そこをあえて成田にするのはなぜか。同日着の選択肢があったら、ほとんどの路線で成田が先に埋まるので、関空やセントレアが満席だったから成田、という線はまずなく、帰りは成田しか飛んでないから成田にしたと考えるのが妥当(この辺は東京の人には難しかったかも。地方の苦労の一端を感じてくだされ)。なので、土曜に関空かセントレアを出て、日曜に成田に着く航空会社となると、かなり絞れると思う。
なお、友人Yがひっかかった(私はひっかけたつもりなし)のは、最後の部分で、JAL指定ならワンワールド系と思ったらしい。
確かにトルコ航空は4月からスターアライアンスに入り、日本発着瓶もANAと共同運航になったので、なぜ国内線がJAL指定かは、考えてみれば謎だ。ANAなら成田→千歳の午後早い便もあって接続もいいのだけど、今回はそれにしてたら大変なことになったと思うので、JALで助かった。

続いて目的地A国(=ギリシャ)の国内線について
 ・オンライン手配が可能な会社である。
 ・後ろ向きの座席のある機材及びバスより小さいくらいの機材を保有している。
 (私には無意味なヒントだけど、好きな人なら判るかも、と書いてみた)
 ・目的地BからCに飛ぶのに、2箇所経由する→おそらく島国
 (地方同士を結ぶ線がなく、一度中心地の空港に戻る場合でも経由1箇所だよね)
 ・乗ってみたかったのとは別の会社→少なくとも国内線の会社が2社ある。
ま、これだけじゃ判らないだろうけど、国際線の航空会社の見当がついてたら、けっこう絞れるのでは。

訪問国Aについて
 ・夏の服装でよいらしい、しかし乾燥しているかは不明→歴然と雨季なエリアではない。
  (これは、単に私が知らないだけってこともあるけど)
 ・きちんとした国ではなさそう、と私が考えている。
 ・歩き方以外にもガイドブックがある。
 ・この時期、オフシーズンではない。
 ・ストップオーバーのD国へは、陸路でも海路でも行ける。
訪問国Bについて
 ・普通のアルファベットと微妙に違う文字体系を持っている。
というわけで、旅行期間とこれらのヒントを総合的に考えると、ギリシャは候補には挙がってくるはず。
ちなみに、Y君がA国から船で行けると知って、とっさに「ここだな?」と言ったのはイタリアです。

さて、ここから激しく余談。
トルコ航空はトルコ語では Türk Hava Yolları という。
トュルクはTurkish、ハヴァはair、ポイントは最後の Yolları でしょう。
まず、yol が道という意味で、そこに複数形をあらわす lar がつく。
この複数語尾、トルコ語には lar と ler のふたつあり、どちらを取るかは、名詞の最後の母音のグループによる。yol の母音は a,ı,o,u グループなので、同グループの lar になる。いわゆる母音調和ってやつだ。
これはアルタイ語族の大きな特徴で、古代の日本語にもあったのが、日本語アルタイ語族説の根拠のひとつである。
で、yol の後にもうひとつ変な文字があるけど、これは、i の頭の点のない文字でi とは別の母音字(イのように口を横に引いた状態でウと発音する)。i は逆に大文字でも上に点がつき、これが私がイスタンブールから書き込みをしようとして苦労した点である(パスワード等の入力で、i と I は、システム上別の文字の大文字と小文字と認識される)。
で、この字は何かと言うと、これがトルコ語のもうひとつのポイント、3人称属格というやつである。
なんかうっとうしい響きだけど、要は名詞が名詞を修飾していることを示すもの。
hava はあくまで名詞なので、空の道、という修飾関係を示すために、就職される yol の方に、点なしの i をつける(これも、母音グループによっては i になるし、母音で終わる単語なら、間に s を挟む)。
ムリに日本語で例えると「べんきょう へや」というと単に名詞の羅列だけど「べんきょう べや」といえば修飾関係が判る、と言う感じか(ただ、元が濁音で始まる場合、どこでその区別を判断してるのかは謎。試験勉強とかね)。
アラビア語でも、名詞が名詞を修飾することを示す形式があるが、あっちは逆に修飾する側が属格になる。ただ、アラビア語では修飾する語が後ろにくるので(花 赤い の語順)結局後ろの単語が語尾変化してるんだけど。
...というようなことを、トルコ航空に乗ると思い出すわけですよ、ちょっとトルコ語をかじったことがある人は。
なんかカタくなったので、おまけはトルコ航空のアメニティ。
変な靴下、歯磨きセット、靴下、アイマスク、耳栓のポーチに加え、ちゃんとしたスリッパがもらえて大変ありがたかった。
毛布のパックは、裏表になってたのがご愛嬌~(笑)。
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by telescopio | 2008-09-23 19:05 | 私はどこへ行くでしょう